急増するネイルトラブルについて
最近では細かな部分までオシャレをする方が増えてきています。これは海外のモデルや女優さんが日本に持ち込んだもので、特にネイルに関しても気を使う事が一般的になっています。
しかしこのネイルアートなどが原因で爪のトラブルが急増し、現在では多くの女性が爪のトラブルに悩まされています。
ただ日頃のケアなどを注意する事で改善は可能ですし、基本的に爪の病気になってもキチンと治療する事で治る事が多くなっています。
ジェルネイルによって起こる病気について
ネイルアートの中でも比較的多くの方が選択する方法がジェルネイルになります。このジェルネイルとは爪にジェルを塗って、その上にラインストーンを置いたり絵を描いたりする方法になります。
しかし、ジェルネイルはがれかけた時に爪との隙間に水が入り込む事があります。
そしてその入り込んだ水の中で細菌が繁殖し、爪自体が変色してしまうグリーンネイルと呼ばれるトラブルを引き起こしてしまいます。
爪自体の弱体化の可能性について
基本的に、ジェルネイルを塗る前やはがした後などにはヤスリで爪の表面を削ります。しかしこの行為は爪の弱体化に繋がっています。
爪は皮膚が変化した物なので、基本的にそれほどの厚みはありません。なので、その爪の表面を削る事は爪が弱くなる事を意味しています。
爪が折れやすくなったり割れやすくなったりする他、リムーバーを使った場合でも爪が乾燥しやすくなるなどの危険性が潜んでいます。
日頃のケア方法とはどのようなものか
日頃のケア方法として、最も重要なのは放置しない事になります。基本的にジェルネイルなどは長い期間爪につけていますが、その間に少しずつ剥がれていきます。
この時にはがれかけたネイルを放置してしまうと、上記のようにトラブルや病気を引き起こす可能性が出てきます。
なので、はがれかけた時はネイルサロンなどでキチンとオフしてもらう事が重要なポイントになっています。また、たまには爪を休ませる日を作る事もトラブルや病気から身を守る方法になります。
オシャレの為には日頃のケアが重要です
このように、ネイルアートには爪の病気の元になってしまう可能性があります。
ただし日頃のケアを行うことで予防は十分に可能ですし、爪の状態をこまめに観察すれば早期発見もできると言えます。
ネイルアート自体はオシャレとして有効な方法になりますので、そのメリットを100パーセント享受するためにも日頃のケアや観察などが重要になると言えます。
なお、どうしても改善されない場合には皮膚科などを受診する事が推奨されています。