麻疹(はしか)予防接種の効果と副作用

麻疹(はしか)予防接種の効果と副作用

はしかは、麻しんウィルスによる、急性の全身感染症です。
感染の仕方には、空気感染、飛沫感染、接触感染があります。

感染力が非常に強いので、普通のインフルエンザのように、マスクや手洗いなどでは予防できません。

はしかの症状について

そのはしかにかかると、どのような症状が出るのかを述べます。

10日間くらいは潜伏期間で、その後発熱があったり、せきや鼻水が出ます。
風邪と間違うことも多いのですが、2~3日すると、39℃以上の熱が出て、発疹が出現します。

それから、1~2日すると、口腔粘膜にコプリック班(白い粘膜疹)というものが現れます。このコプリック班を持って、はしかと診断されます。

それ以降は、発疹が顔から、胴体、手足と広がっていきます。
万一、罹患したら、早急に医師の診断を受けてください。入院をすすめられることもあります。

予防接種の効果について

ただ、患者さんと接触して72時間以内ならば、麻しんワクチンの予防接種が効果的です。
接触後、5~6日経っていた場合は、γ-グロブリンの注射を行うこともあります。

けれども、それ以上経って、完全にはしかになってしまったら、安静にして、薬を飲むしかありません。この病気そのものを治す薬はないので、普通の風邪に似た対処が行われます。あとは、栄養補給が大切です。

しかし、病気にかかる前に、予防策を取っておくことが重要です。それには、麻しん含有ワクチンの接種を受けておくことです。大半の人が、この方法で免疫を獲得することができます。一部の人は、1度だけの接種だけでは、免疫を得られないので、2度接種したほうがいいケースもあります。

また、1回目の接種後、時間が経過し、免疫が弱くなってきたら、もう一度接種を受けて、強化することもできます。

それから、過去にこの病気にかかったことがある人は、すでに免疫ができているので、麻しん含有ワクチンの接種は必要ありません。

予防接種の副作用について

気になるのは、予防接種に伴う副作用です。

どのような症状が出ることがあるのか、具体例から見ていきましょう。

  • 摂取後1週間~2週間以内に発熱
  • 発疹
  • じんましん
  • けいれん
  • きわめてまれなケースとして、脳炎や脳症

重度のアレルギー症状のある人は、前もって医師と相談してください。
予防接種は、できるだけ受けたほうがいいのですが、副作用が気になるならば、その旨を医師に伝えておいたほうがいいでしょう。