手首が痛い!痛みの原因と病気の可能性は?

体の不調にもいろいろな種類がありますが、手首はよく使う部分ということもあり、こうした部位が痛いと悩む人も少なくありません。
転んだときに腕をついてしまったなどの場合は一時的なもので、回復していきますが、長く慢性的に痛みが続いていることで悩んでいる人は少なくありません。

痛みの原因と症状

痛みも長く続いていると病気になっている可能性もありますので、まずは手首の不調にはどんな病気があるのかも確認しておきましょう。

捻挫や損傷の場合

まず、スポーツをよく行っている場合は、その影響が考えられます。特にテニスなどの手首をひねるスポーツを行っている場合は、捻挫舟状骨骨折、小指側の部分が痛くなるTFCC損傷などが考えられます。

スポーツが原因している場合は、まずは原因となるスポーツをやめて安静にし、炎症を抑えていきましょう。場合によっては治療も手必要となりますので、医療機関での診察を受けておくこともおすすめです。

腱鞘炎の場合

そしてスポーツをあまり行わないという場合もパソコンやスマホの使い過ぎで痛みが生じる場合もあります。手首や指に繰り返し同じ動作を行っていると負担がかかりやすくなり腱と捷がこすれて炎症を起こす、いわゆる腱鞘炎となってしまうことがあります。

女性に多い症状

女性に多い症状としては親指側が痛いというド・ケルバン病があり、こちらは日常生活やスポーツなどで親指に負担が生じることで起こります。

ド・ケルバン病(ド・ケルバンびょう、de Quervain disease)は、腱鞘炎の一種。長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が、橈骨茎状突起部と伸筋支帯に絞扼されて発生する。50歳代と20歳代の女性に多く見られる。
出典:ja.wikipedia.org

関節が腫れる症状

さらに捻挫した覚えがないのに関節に腫れが起こることもありますが、その場合はガングリオンである可能性もあります。こちらは関節の周辺にできる良性の腫瘍で痛みがないことも多いですが、神経を圧迫してしまうと痛さを感じることもあります。

手首が痛くなったらどうするのが良い?

こうした場合もやはり安静を保つことが大切ですが、よく使う部位ということもあり、安静を保つのも難しくなってしまいます。
腕や手に負担がかかりやすくなりますので、パソコン作業をするときなども正しい姿勢を保つことが大切です。
さらに予防に役立つエクササイズを行うことも良い改善が期待できますので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

治療は病院・接骨院?

治療を行う場合は、まずは医療機関では整形外科を選ぶと良いですし、接骨院整体院でも治療が行えます。
治療内容はテーピングでの固定や投薬での治療を行うこともありますし、かなり症状が進んでいる場合は手術で対応することもあります。
初期の症状であれば簡単な治療で改善できることも多くなっていますので、我慢せず早めに治療を行うことが大切です。

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