ホクロとよく似ている「メラノーマ」って?
ある日ふと腕を見たら、今まで無かった場所に急にホクロが出来ていた…こんな経験をしたことはありませんか?
また、テレビなどでは「急に出来た場合は病気の可能性」といった話題が取り上げられることもありますよね。
しかし、それが病気だった場合の本当の正体はホクロではありません。
実は「メラノーマ」という皮膚ガンの一つなのです。
では、そんなホクロと似ているメラノーマの特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。
形がいびつで丸くなかったら要注意!
急に出来たそのホクロ、どんな形をしていますか?
通常であれば、丸かったり境目がはっきりしていることが多いですよね。
しかし、もしギザギザとしていたり丸くなかった場合には、少し気を付ける必要があります。
何故なら、それがメラノーマの特徴の一つだからです。
したがって、急に出来たホクロがいびつな形をしていたり不自然な見た目だった際には、注意深く観察した方が良い可能性が高いでしょう。
色にムラがある場合は危険かも?
急に出来たホクロに色ムラがあった場合には、それはホクロでは無い可能性がより高まります。普通であれば、色にムラが出ることは滅多にありません。
しかしそれがメラノーマだった場合には、こうして色に違いが出るのです。
急に出来たホクロがメラノーマなのか調べるためには、形だけでなくこうした色の違いも大切なポイントになってきます。
また、色ムラは意外と見落としやすいため、しっかりと目で確認する必要があります。
急激に大きくなったらますます危険!
最後のポイントは、大きさです。
もし、今まで無かったはずのホクロが急に大きくなってきたら、かなり注意が必要かもしれません。
しかも、それが1センチ近い大きさであった場合にはメラノーマの可能性が非常に高くなります。
ここでの重要な点は「急激に大きくなったかどうか」です。たとえ今あるホクロが1センチ以上であったとしても、急に大きくなったものでなければ病気の可能性は低いと考えて良いでしょう。
病気かどうか見分けるためには?
急に出来たものをホクロかメラノーマか見分けるのは、決して簡単なことではありません。
特にこの2つはよく似ているので、自分だけで判断するのは正直言って難しいでしょう。
しかし「形」「色」「大きさ」の3つのポイントを覚えているだけで、その判断力は一気に高まります。
あなたの小さな変化に気付けるのは、あなたしかいないのです。
こうしたチェックポイントを上手く活用することで、メラノーマなどの病気から自分の体を守っていけるようにしていきましょう。