ずーっと眠い…それって病気かも?

ずーっと眠い…それって病気かも?

睡眠時間は足りているはず…どうして?

毎晩ベッドでぐっすり寝ているにも関わらず、何故か日中に眠い…そんな経験をしたことはありませんか?また、日中どころか一日中眠いという場合もあるかもしれません。

睡眠時間は足りているはずなのにこうした事態に陥ってしまうと、原因が分からずにイライラしてしまいますよね。でも、その眠い悩み…実は病気のサインかもしれないんです。

今回は、そんな「ずーっと眠い」症状が続くことから考えられる病気について探っていきます。

1ヶ月以上続くなら「不眠症」 かも

あなたが眠い症状に悩まされるようになって、どれくらい経ちますか?
もし悩み始めて1ヶ月以上経つのなら、それは不眠症の可能性があるかもしれません。

一般的に、不眠症と聞くとずーっと眠い状態が続く病気なんじゃないかと思いますよね。でも、症状はそれだけではないんです。

主な症状として挙げられるのは、体のだるさ食欲低下、それから無気力などがあります。もしこのようなサインが出たら、不眠症を疑ったほうが良いかもしれませんね。

半数以上が眠気に悩んでいる「糖尿病」

意外なことに、糖尿病患者の約半数はずーっと眠いという症状に悩まされているんです。

また、今は眠気に悩まされていない人も要注意です。
実は、睡眠をしっかり取らないことが原因で糖尿病になる確率が高くなる場合があるのです。

しかし、そうは言っても平日などは忙しくて安定した睡眠時間を確保することができないかもしれません。

そのような場合には、休日は早めに就寝したり昼寝をするなどして睡眠不足を引き起こさないように工夫することが大切です。

居眠り病とも呼ばれる「ナルコレプシー」

ナルコレプシー」という病気、普段の生活では聞き慣れないですよね。これは別名居眠り病とも言い、いきなり眠気が襲ってくる睡眠障害の一つなんです。

これはれっきとした病気なのですが、あまり知られていないために「居眠りをしている」「眠いから寝ているだけ」と思われる例も少なくありません。

もしずーっと眠い状態が続いていて、なおかつこのような症状に心当たりがある場合には、このナルコレプシーの可能性があるかもしれないんです。

たとえこの3つに当てはまらなくても…

思い当たる症状・病気は何か見つかったでしょうか?
このように「ずーっと眠い」という症状が原因の病気は、上記以外にもたくさんあります。

どんな小さな症状も、放っておいてはいけません。
その小さな症状が、大きな病気を引き起こす可能性だってあるのです。

特に睡眠は、人間が健康的な生活を送る上で欠かせない存在です。
すぐに病気だと騒ぎ立てるのはあまり良くありませんが、できるだけすぐに自分の体の変化に気付けるようなライフスタイルを心がけていきましょう。

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