麻疹(はしか)予防接種の時期と料金

麻疹(はしか)予防接種の時期と料金

麻疹(はしか)は今年の夏、関西空港で集団感染が発生し、感染地域は関西だけでなく、首都圏にも広がりを見せ、その流行拡大が懸念されています。

麻疹は、麻疹ウイルスを原因とする発疹性の感染症です。空気感染の他、飛沫感染、接触感染などの経路で感染し、感染力が非常に高いことが知られています。

現在この麻疹を予防するものとして、風疹ワクチンと混合したMR(麻疹風疹混合)ワクチンがあり、定期接種の対象です。

はしか予防接種の時期について

MRワクチンを接種する時期は第1期と第2期の2回です。

第1期

第1期は1歳の間に1回接種します。1歳の誕生日を迎えたらすぐに受けましょう。
地域で流行している場合は生後6カ月から接種が可能ですが、その場合は自費となります。
1歳のお誕生日の前に、いつ接種するかを決めておくとよいです。

水痘(みずぼうそう)ワクチンや任意接種のおたふくかぜワクチンと同時接種することも可能ですので、かかりつけ医と相談して決めましょう。

第2期

第2期は小学校入学前の1年間に1回接種です。この1年間に接種しないと、自費で受けなければならなくなります。小学校入学前、幼稚園や保育園の年長クラスになった4月から6月の間に受けるようにしましょう。寒くなると風邪やインフルエンザも流行します。遅くとも夏休みが終わるまでに接種するのが望ましいです。

定期接種の注意点

以前、麻疹の予防接種は1回でした。2007年に10~20代に麻疹が流行したこともあり、中学生や高校生を対象として追加接種の措置が取られましたが、現在この定期接種はなくなっています。

また、MRワクチンは生ワクチンなので、次の予防接種まで接種後4週(27日)以上空けるようにしてください。

はしか予防接種の料金について

続いて費用面ですが、MRワクチンは定期接種なので、第1期と第2期で定められた期間に受ける場合は無料です。

それ以外で受ける場合は自費となります。料金は病院などにより異なりますが、MRワクチンならば1回1万円から1万3千円ほど、麻疹ワクチン単独ならばその半分の6千円前後のところが多いようです。

ワクチンは変わらないので、いくつかの病院に料金を確認してから受けるとよいでしょう。
また、予約が必要な場合もありますので、事前に確認しておくとよいです。

はしかは強力な感染力

麻疹は予防接種を摂取していない人はほぼ確実に感染すると言われるほど、感染力の高い感染症です。
子どものいる家庭では時期を逃すことのないように接種しましょう。

また、大人でも予防接種をしていない人は接種が勧められます。
大人になって抗体が減ってしまうこともあるので、麻疹が地域で流行していて心配な場合も追加接種を受けておくと安心です。ただし、妊婦の方は接種を受けないように注意してください。

参考:風疹Q&A