キズも守れるはちみつのスゴイ抗菌パワー

キズも守れるはちみつのスゴイ抗菌パワー

はちみつは天然のお薬なのです。

はちみつはご存知のとおり、蜂が集めてきた花の蜜です。甘くておいしい天然の甘味料ですが、実はこのはちみつはお薬としてさまざまな健康効果をもたらしてくれるのです。はちみつの中にはさまざまな栄養素が豊富に含まれているのです。

ただ舐めるだけではありません。塗ることによっても健康効果は発揮されます。食品として・常備薬としてぜひ一家に一つはちみつを置いておきましょう。天然のものでありながら2年以上もの賞味期限があり、いつも手元に置いて置けます。

食べることで得られる効果について

風邪のときにはちみつに漬けた大根を食べる習慣がある方もいるでしょうが、殺菌作用があるはちみつは食べることで咽喉の調子を整えてくれます。

ストレスを抑えてくれるので不眠症の薬にもなりますし、血中アルコール濃度を下げるので二日酔い解消にも。腸内環境を整えるので下痢や便秘を改善し、健康的にダイエットが行なえます。

スポーツの後にレモンを食べたりしますが、はちみつで漬けると疲労回復に効果的です。

塗ることで得られる効果について

はちみつの抗菌作用の高さは2年以上の賞味期限からも分かります。

5年以上経っても風味が落ちる程度で悪くはなりません。そんなはちみつの抗菌作用を活かして、火傷やキズの治療にも最適なのです。キズに塗れば治りが早くなりキズ跡も残りにくくなるのです。

キズだけでなく口内炎などにもおすすめです。最近では医療分野においても火傷のキズ口治療で用いられるなどその抗菌効果は見直されているのです。

乳幼児には食べさせないようにしましょう

抗菌効果も高く、さまざまな分野で大活躍のはちみつですが、1歳未満の乳幼児には食べさせないようにしましょう。ボツリヌス菌の芽胞が混入している危険性があるからです。

まだ消化器官が発達しておらず抵抗力が弱い新生児の場合、万が一体内に入ったら発芽して乳児ボツリヌス症を発症してしまう可能性が高いからです。

厚生労働省によっても1歳未満の段階でははちみつを食べさせないよう指導しています。

上手なはちみつの活用法について

はちみつというと食べ物としてしか使用していない方が多いでしょうが、その高い抗菌作用を利用しないのはもったいないです。

医療現場でも使われるほど効果も高く、天然の成分のため安全性も高いはちみつ、ぜひさまざまな分野で利用してみましょう。

ただ、あくまで軽いキズの応急手当的なものです。火傷やキズが激しい場合にははちみつだけで済ませるのではなく、必ず病院にも行って診てもらうようにしましょう。

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