甘酒を飲む事によりこんな事が期待できる
甘酒とは私たちが普段から食べているお米をコウジ菌によって発酵させてつくる飲み物です。
コウジ菌が繁殖する際にお米の成分を体に吸収しやすい成分に分解してくれるほか、デンプンを糖に変える事によりあの甘さが発生します。
この甘酒は「飲む点滴」「飲む美容液」などと呼ばれるほど栄養価に優れ、普段の生活で接種する事により肌の調子が良くなったり疲労が軽くなったり睡眠の質が上がるなどの効果が期待できます。
甘酒を飲む事により肌の調子が良くなる
甘酒は豊富な栄養素が含まれており、その中には人体で合成できない必須アミノ酸や肌の調子を整えるビタミンB群が含まれています。
普段の生活で不足している栄養を補給できるため疲れた肌の回復が早くなります。
また新陳代謝を良くする酵素も多く含まれるため体にたまった老廃物や毒素も抜けやすくなり肌の透明感も上昇します。
このような効果がある事から甘酒は「飲む美容液」だとよくいわれています。
甘酒を飲むと疲労回復の速度が上がる
飲む美容液と聞くと肌にのみ効果があるように聞こえますが、実は甘酒には疲労回復の効果もあります。
これは昔から知られており、山道にある茶屋などでは疲労回復の飲み物として甘酒が重宝されていました。
これはコウジ菌がデンプンを体がもっとも吸収しやすい糖であるブドウ糖に変換しているためです、このため疲れた時に甘酒を飲むと吸収が早いため疲労が回復するのです。
疲労が回復するという事は全身の調子が良くなるという事です、これも隠れた美容液効果といえます。
甘酒を飲むと睡眠の質が良くなる
甘酒には睡眠の質を良くする効果もあります。
これは甘酒に含まれているパンテント酸やGABAが脳をリラックスさせてくれるほか、酒粕から作った甘酒には清酒酵母が含まれておりこの酵母が深い睡眠に関わる物質であるアデノシンを活性化させる作用があるといわれているためです。
睡眠の質が良くなると体を修復するホルモンが多く放出されるようになり、美容液に頼らずに美肌や目の周りの黒ずみを軽くする効果が期待できます。
甘酒の効果をもっと発揮したいのなら
甘酒の効果をもっと発揮したいのであれば飲む時間を決めるという方法があります。
例えば体の調子を整える目的であれば朝に甘酒を飲む事により体の栄養バランスが整います。
ダイエット目的であれば食事の代わりに1食を甘酒におきかえると栄養素の乱れも少なくカロリーを抑える事ができます。
疲労回復を期待するのであれば夜、眠る前に甘酒を飲みましょう。
深い睡眠が疲労を回復するほか、ブドウ糖が睡眠に入る手助けをしてくれます。