調味料の「さ・し・す・せ・そ」とは
調味料の「さ・し・す・せ・そ」といえば、「砂糖・塩・酢・醤油・味噌」のことを指すということは、多くの人が一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
これらの調味料は日本ではよく使われている主なものであり、特に和食を作る際には欠かせないものとなっています。
この「さ・し・す・せ・そ」の中で「さ」、つまり砂糖を除いた4つの調味料は食美容の観点からも非常に注目されている食材です。
食美容にはこれらの調味料が良い
食美容とは読んで字のごとく、美容に良い効果をもたらすとされる食べ物を口にすることをいいます。美容に有効な食べ物としてこれまでにも様々な食材が取り上げられてきました。
最近では和食がユネスコの無形文化遺産になるなど日本だけでなく世界中から注目されていますが、その和食に使われているこれらの調味料は日本で昔から口にされているものです。
日本人は体に良いものを自然に選んで取り入れてきたのでしょう。
なぜ砂糖は食美容に向いていないのか
この5つの調味料の中でなぜ砂糖を除外したのかというと、砂糖は摂取しすぎると体内のビタミンやミネラルの不足を引き起こしたり、血液を酸化させてしまったりするためです。
そのため摂取しすぎてしまうとシワやたるみといった肌の老化を進行させてしまう恐れがあります。
砂糖は味にコクや奥深さを出してくれるため料理には欠かせないものですが、食美容の観点からいうとあまり良いことはありません。
調味料にはどのような美容効果があるのか
塩には消化を助けたり、新陳代謝を促してくれる効果があります。
また酢には腸の働きを活発にしてくれたり腸内をきれいにしてくれる効果があるので、特に女性に多い便秘の解消に期待が持てます。
そして醤油と味噌は大豆を発酵させて作られたものです。大豆は肉に匹敵するほどのたんぱく質を含んでおり、日本では畑の肉とも呼ばれています。
また大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするため、女性らしい体を作ってくれる効果もあります。
食美容に調味料を取り入れる際の注意点
料理を美味しくしてくれるだけでなく食美容としても大きな効果があるこれらの調味料ですが、気を付けなければいけないのは摂取しすぎてしまうことです。
これらの調味料の中でも特に塩分などは摂取しすぎてしまうと高血圧になってしまったりと体調を崩すこともありますし、美容の面からもむくみやすくなる可能性があります。
調味料を上手に日々の食事の中に取り入れ、無理しすぎない範囲で摂取することが大切です。