膝が痛い!変形性膝関節症の原因と予防

変形性膝関節症は男性よりも女性に多く見られる症状で、原因は関節軟骨の老化から始まることが多いので、高齢者になるほど罹患率が高くなっていきます。

使いすぎによる大腿骨のすり減りや軟骨が硬くなって、骨と骨の間が狭まってくるなどして来ますし、若い年齢の人であっても肥満や遺伝子が関連して症状が発症することがあり、過去に膝の故障を起こした場合にも将来的に発症する可能性が高まります。

骨折や靭帯損傷を起こしたことがある方の場合は、膝が痛むだけでなく水が溜まることもあります。

変形性膝関節症の症状とは?

変形性膝関節症は症状が軽い初期の段階では、立ち上がったり歩き始める際に膝が痛い感覚がありますが、休んでいると痛みが取れる傾向があるため、早い段階から治療を開始しないで済ませてしまう人が多くなります。

悪化してくると生活していくうえで頻繁に膝を使う動作が行いにくくなり、階段の登り降りや正座、長時間の歩行などに影響が出て、重度になると膝を使っていない時でも膝が痛い状態が続き、関節の変形も見られるようになって、自力歩行が難しくなるため車いすに頼る生活になる人もいます。

変形性膝関節症の治療方法

膝が痛む回数が増えてきたら、クリニックで診断を仰いだほうが懸命です。
歩けなくなるほど痛みが酷い重度の症状になった場合、人工膝関節を入れる手術をしたり、骨を切ってプレートやネジを用いて変形を矯正する手術が必要になってしまいます。
症状が軽い段階なら外用薬を塗ったり痛み止めを飲むくらいで済み、必要に応じてヒアルロン酸を注射したり、膝を温める、リハビリを行うことで状態の緩和を目指せる場合があります。

変形性膝関節症の予防方法

太ももの筋肉を鍛える

変形性膝関節症の予防として、若いうちから大腿四頭筋という太ももの前の部分の筋肉を鍛えておくことが大切です。
高齢になってからも筋肉を鍛えることが可能ですから、膝が痛む症状が出ていない人は、毎日の生活に筋力トレーニングを意識して運動を取り入れると役立ちます。
体重が重い人は無理な運動を行うと余計に症状が発症しやすくなるので、考えた対応を取るべきです。
肥満の解消をするために摂取する栄養を少なくしてしまうと、膝の回復も遅くなってしまうので、注意が必要です。

膝関節への負担を減らす

膝関節の負担になってしまうので、できるだけ正座は避けて椅子を利用するなどし、トイレも腰掛けて利用できる洋式を使うようにしたほうが良いです。
トイレやお風呂に手すりを付けて、立ち上がるときに体重を膝だけでカバーせず、腕の力も利用して支えるようにすると良いです。

参考:変形性膝関節症