急性膀胱炎の症状と原因

膀胱炎は、圧倒的に女性に多い病気であると言われています。膀胱炎は膀胱の中で細菌が繁殖し、粘膜に炎症を起こします。

通常膀胱内の細菌は尿により体外へ排出されますが、長時間排尿を我慢したり、体調が悪かったり疲れていることで繁殖し、膀胱炎の原因になります。

また急性膀胱炎は大腸菌が原因となる病気で、細菌が尿道から侵入し感染することで発症します。若い女性の多くは、急性膀胱炎にかかることがほとんどです。

急性膀胱炎の症状

急性膀胱炎の症状には特徴があり、排尿痛頻尿尿の濁りの3つが主になります。

  • 排尿痛とは、排尿時の痛みの事を指しますが、特に終わりの頃に痛みが強くなります。
  • そして頻尿は、30分から1時間ごとに何度もトイレに行きたくなってしまい、通常より排尿回数が圧倒的に増える症状です。
  • 最後に尿の濁りですが、細菌を殺すために集まった白血球や分泌物、炎症を起こした粘膜がはがれたものなどが尿に混入するため、濁ることがあります。その他、血尿や残尿感が現れることもあります。

膀胱炎の診断と薬

膀胱炎の診断には、尿検査を行います。中間尿を取って、白血球や細菌が見つかれば診断が確定されます。

治療には一般的に抗菌薬が処方され、これを服用することで徐々に症状は回復していきます。そして細菌が膀胱内に長くとどまると繁殖しやすくなるので、いつもより水分を多めに摂って排尿回数を増やすことが大切です。

また薬を全て服用した後は再び病院で尿検査を行い、完治しているかどうかを確認するようにします。もし完治していなければ、細菌を培養して細菌の種類や薬との相性を確認します。近年は細菌の中には薬への耐性がある種類もあり、服用している薬が効いていないことも考えられます。

そこで処方薬を変えて、再び数日間服用すると言う治療を行います。膀胱炎は、比較的再発しやすい病気です。そのため、日常生活における予防がとても大切になります。まず何と言っても、排尿を我慢しないことが先決です。

膀胱炎の予防と注意したいこと

学校や仕事の都合でトイレに行くタイミングを逃してしまうこともあるかもしれませんが、尿を膀胱に溜めておくと細菌も繁殖しやすくなってしまいます。

そこで、外出前には必ずトイレへ行くようにすることや、タイミングを逃さず排尿する機会を持つようにすることが大切です。

またなるべく体を冷やさないようにすることや疲労を溜めないようにすること、下着をこまめに変えたり入浴をするなど体を清潔にすることなども予防になります。