便秘には他の病気が隠れている可能性がある!

便秘には他の病気が隠れている可能性がある!

便秘は体内からのSOSと考えよう

昔から便秘気味で、1週間に一回程度の排便しかないと笑っている方、気をつけたほうが良いですよ、と言う話しです。
というのも、便秘には体質だけではなく、他の病気などの症状としてあらわれている可能性があるからなのです。

そこで、考えられる他の病気を考えると同時に解消法なども見てみましょう。
第一、便が大腸にあるということは、悪玉菌を育てているようなものですから、体に良いことではないですよね。
他の病気でも癌など生命に関係するものあります。

甲状腺機能低下症の可能性について

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌低下によって、身体の代謝機能がうまくいかない病気です。
排便行為をムダと見立て、邪魔をすることで便秘の症状が続きます。

それ以外に倦怠感、脱毛や体重増加が伴う場合、病院に行ってみてください。
圧倒的に女性に多いと言われています。

汗をかかない・寒がり・声がかすむなどの身体の変化がありますが、風邪と勘違いしやすいので、頑固な便秘があるときには、一応甲状腺機能低下症の可能性を疑ってみてください。

過敏性腸症候群の可能性について

以前は過敏性大腸炎と言われていたのですが、小腸にも関係することから、超全体の病気として捉えられています。
はっきりとした原因はわかりませんが、感染症腸炎であることは確かで、ストレスなどで悪化すると言われています。

特徴として便秘だけではなく、他に下痢ばかり引き起こしたり、両方変わる変わる繰り返す方もいます。
最近、特に多くなっている病気です。

ときには食事もままならないほど重症になることもあり、注意が必要です。

女性の子宮筋腫の可能性について

女性限定の話しですが、子宮筋腫が直腸を圧迫して、便秘を引き起こします。
筋腫の大きさや位置にもよりますが、直腸の圧迫で便秘、膀胱の圧迫の場合、頻尿の症状に悩まされることがあります。

子宮筋腫はホルモン治療他が多いですが、そのことも便秘になりやすいのです。
もともと便秘そのものは女性に多いのですが、子宮筋腫などの検査はオススメです。

ですから、手術によって便秘そのものが嘘のように治った方はとても多いようです。

アレルギーだから便秘になるって?

アレルギーをお持ちの方も便秘になりやすいです。
腸内の働きはホルモンで左右されています。

免疫機能が著しく低下するアレルギー体質は、排便機能も阻害してしまいます。

ですから、花粉症のときは、その季節だけ苦しい便秘になってしまう場合もあります。
アトピーや花粉症の方は食べ物などに気をつけて、腸内環境を良くすることを心がけましょう。

病気が原因の便秘はいろいろですが、水分などを上手に摂取するなどの工夫をしましょう。

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