タンパク質をしっかり摂るだけで免疫細胞の攻撃力が上がる!

タンパク質をしっかり摂るだけで免疫細胞の攻撃力が上がる!

タンパク質と免疫細胞の関係とは?

体を強くする秘訣として、免疫力を高めることが注目されています。しかし、その免疫細胞がどうやって作られているのかをご存知でしょうか?

実は、免疫細胞の主原料はタンパク質なのです。免疫細胞はからだを守るために日夜働き、そのたびに消滅し、新たな免疫細胞が作り出されます。

つまり、タンパク質は毎日の補充が欠かせない栄養素であり、摂ることによって免疫細胞の攻撃力が上がっていくのです。

どんなタンパク質を摂るのがいいの?

タンパク質には動物性のものと植物性のものがありますが、免疫力に効果的なのは動物性のものだとされています。

植物性のものでは、豆類に含まれるタンパク質が豊富ですが、お腹の中に入っても消化吸収されず、排出される繊維分が多いため、植物性のものから摂ろうとするとかなりの量を食べなければならなくなります。

その点で、動物性タンパク質は食べる分量に比して、消化・吸収され、体内の栄養になる量が多く、効果的に免疫細胞の攻撃力をアップできるのです。

免疫力を高める食材には何がある?

免疫が正常に働くために必要なタンパク質の「一食あたりの摂取量」はおよそ30グラムであると言われており、肉や魚などを食べることで補うことができます。

30グラムとはいったいどの食材をどのくらい食べればよいのでしょうか?

例えば、豚もも肉であれば150グラム分、鮭では160グラム分、卵では5個分、牛乳は900ミリリットル分、カマンベールチーズでは150グラム分などがタンパク質300グラムの目安となっています。

手軽にタンパク質を補える食材とは?

タンパク質が多い食材は、摂取することで同時に脂質も摂ってしまうのではないかというのが心配なところです。ここで、脂質が少ない高タンパク食品を紹介します。

するめ10片、ビーフジャーキー5片、プロセスチーズ1片、ボンレスハム3片、おかず豆100グラム、調整豆乳200ミリリットルなどです。

太ることが心配な方はこれらの食品で補い、免疫細胞の攻撃力をアップさせるようにしましょう。

免疫の攻撃力を高めるにはタンパク質摂取!

いかがでしょうか。タンパク質は体内のあらゆる働きに関わる酵素、また健康維持に不可欠な免疫細胞を作り出すための主原料です。

あまり知られていないことですが、タンパク質が不足すると、からだは自分の筋肉を使って、からだに必要なタンパク質不足を補うため、 誤った食事制限は脂肪のみならず内臓や筋力まで弱くしてしまいます。

日常的に摂取することによって体を守る働きをする免疫細胞の攻撃力を落とさないようにしましょう。

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