風邪を引いてしまう原因としては、睡眠不足、疲労、食生活の乱れ等があります。
それによって抵抗力が弱まってしまうと、風邪を引いてしまい、のどの調子が悪くなったり、人によっては悪化して気管支炎や肺炎等を引き起こしてしまう事もあります。
抵抗力を保つ方法の一つがバランスの良い食生活です。
風邪をひいたら胃腸に負担のかからない食事を!
ただ風邪を引いてしまった時の食事は栄養バランスだけでなく、胃腸に負担のかかりにくい物を選びます。
体の調子が悪い時、体の中ではウィルスと戦っています。
その時の胃腸は通常時よりも機能が低下しているため、普段と同じ食事ではどうしても負担がかかってしまうからです。
そのため、アルコールや高脂肪の物、食物繊維の豊富な食べ物を食べてしまうと消化が悪くなってしまいます。
風邪をひいた時におすすめの食べ物は?
この場合は、消化の良い物を食べる様にします。
おすすめなのはおかゆ、うどんなどです。
これらは柔らかく煮てある為に消化吸収しやすい形になっているからです。
おかゆやうどんの中に卵や白身魚、鶏ささみ等を加えて薄味の味付けに仕上げる方法もあります。
また咀嚼する事自体が辛い、面倒だという時も何も食べないのは体にエネルギーを摂取する事が出来ない為、少し状態が落ち着いてきたらホットミルク、ココア、コーンスープ等を摂取する事もできます。
風邪をひいた時は水分補給が大切!
また注意したいのは発熱や下痢をしている時です。体がウィルスと戦う時に発熱する場合があります。
この場合は体内にあるウィルスを死滅させる為に自己判断で解熱剤を使用しない方が良い場合も多々ありますが、発熱時はどうしても汗を沢山かいてしまいます。
汗をかくと体内の水分が徐々に減って行ってしまいます。
もちろん寝たままで安静にしている場合は体を全く動かさない為にそれ程体内の水分量が減っていると感じない場合も有りますが、実際には体内の水分バランスが崩れている事も少なくありません。
何か食べる事が出来なかったとしても、必ず水分補給はこまめに行います。
風邪の時に最適な飲み物はスポーツドリンク
発熱時と同じ様に体内の水分バランスが崩れてしまう現象の一つが下痢です。
水溶性の便が出てきてしまう為、一気に体内の水分量が減ってしまう事もあります。
またミネラルバランスも崩れてしまう為、こまめに水分補給を行います。
この場合は何を飲んでも良いという訳ではなく、出来るだけ胃腸に負担を掛けないものを選び、温めの白湯や常温にしたスポーツドリンク等を少しずつ飲んで脱水症状に陥ってしまわない様に注意する事がポイントです。