肥満を予防するための食生活を考える
健康に美しく過ごすためには、肥満は大敵です。メタボな体では生活習慣病などの不調を引き起こす心配がありますし、見た目も良くありません。
肥満を改善、または予防するためには、適度な運動を心がけると共に、大切なことはやはり、食生活です。どのような食生活を心がけるのがベストでしょうか。
その中でもよく取り上げられる、三食を食べるかどうか、それをどう食べるのが肥満の予防に最適なのかにフォーカスして考察してみます。
朝昼晩の三食を崩すという選択肢
我々の食生活の基本は朝昼晩の三食です。肥満を予防するため、これを崩す人がいます。
朝と昼を一緒に食べたり、夜を控えたりというやり方が見られますが、これはあまり良い方法ではありません。
あまり空腹が続くと、人間の体は次の食事から一気に栄養を摂ろうとします。
結果、脂肪をたくさん蓄えることになってしまい、肥満へとつながるパターンが多いです。ダイエットをする時も一食抜くと、リバウンドがひどくなります。
三食きちんと摂りながら肥満を予防する
では、三食摂りながら、いかにして肥満を予防するかです。それは質と量の変化です。
まず脂質は減らすべきです。肉類や揚げ物などは脂肪として体に蓄えられやすくなっています。極力少なくするようにしましょう。
糖質も控えなければなりません。甘いものやデザートはほどほどにします。
ここで一つ注意は、白米にもたくさん糖質が含まれるという事実です。甘いものを控えてもご飯をたくさん食べてしまうと血糖値は上がり、肥満へ近づくことになります。
食事を摂るタイミングなどにも気を使う
三食きちんと食べつつも、野菜を中心とした栄養バランスの整った食生活をすることが理想ですが、その他にも考えるべきことは多くあります。
ストレスを溜まらないように、どうしても間食を取りたくなった時は、夜は外しましょう。夜はどうしても体に残りやすく、肥満予防の観点からするとNGです。
日中に間食をとり、運動で消費するように心がけてください。
食事の時は急激な血糖値の上昇を抑えるため、野菜から食べるなどの工夫も肥満を予防するには有効です。
三食をバランスよくメリハリをつけて食べる
古くから我々がとってきた一日三食の習慣は、健康に過ごすためには有効と言えそうです。
昔と違い肉や油を多く摂るようになってきて、現代の日本人は肥満傾向にあります。
問題はその質と量です。
腹八分目、七分目に抑えつつ、必要な栄養素は積極的に摂っていく工夫が必要です。
間食を控えること、晩御飯はできるだけ早く摂ること、適度な運動と併せてこれらの対策をとれば、肥満を予防し、健康に過ごせます。