身体の不調を改善する免疫力をつける方法

身体の不調を改善する免疫力をつける方法

免疫力をつける食生活を

免疫力をつけるには、食事内容の改善が不可欠です。
良質なたんぱく質や脂肪を摂り、カロリーを摂り過ぎないよう、腹六分目くらいの量にすることが望まれます。

体の不調を改善させるようなビタミンやミネラルも、欠かさず摂取します。
そして適度な運動を心掛けましょう。
ある程度の日光浴も、体の不調改善に役立ちます。禁煙は必須です。

あとは、十分な睡眠時間を確保し、規則正しい生活を送ることです。
それで体が不調はかなり改善するはずです。

免疫力アップに欠かせない良質なたんぱく質

免疫力向上のためには、良質なたんぱく質の摂取は欠かせません。

必須アミノ酸スコアが100であり、完全栄養食品の卵がおすすめです。同じくスコア100を誇るしじみも摂りたいところです。

肉や魚介類といった動物性たんぱく質は、きちんと摂るようにしましょう。

大豆などの植物性たんぱく質も大事ですが、たんぱく質をそこからだけ摂るより、動物性たんぱく質と並行して摂ったほうが、免疫のためには良いのです。体の不調も起こりにくくなります。

良質な脂肪を摂っていた食生活の変化

脂肪には、さまざまな種類があります。体に良いものもあれば、体の不調を招くものもあり、両極端とも言えます。

日本人は古来、良質な脂肪を摂りやすい環境にあり、そうした脂肪を中心にした食生活を送ってきました。

ところが近年、食習慣の変化によって、体を不調にする脂肪を摂る割合が増え、それが免疫にも悪影響を及ぼしています。

四方を海に囲まれた日本人は、青魚をたくさん食べる人が多かったのですが、近年は肉食が増えています。

良質な脂肪を摂ることで免疫力アップを

日本人はまた、昔はなかった、油炒めという料理を盛んにおこなうようになりました。

油炒めに使う油は、体の不調を招くリノール酸です。
青魚やシソ、クルミなどに含まれている油はαリノレン酸で、このふたつの油は互いに打ち消し合うような関係にあります。

αリノレン酸は、免疫力のアップにつながる良質な脂肪です。
近年は体を不調にするリノール酸の摂取だけが増えていく状況で、αリノレン酸の摂取量は減るばかりです。

医食同源の再認識で免疫力向上を

免疫力の改善のためには、禁煙が大前提です。喫煙したのでは、体の不調は当然のことで、すべての努力が水の泡になります。禁煙したうえで、良質な睡眠をたっぷりとり、適度な運動を心掛け、ほどほどに日光浴もしましょう。

ただ、基本は食生活です。医食同源はまさにその通りであり、薬やサプリメントに頼る前に、まず食事内容を見直すことです。野菜や果物でビタミンやミネラルをしっかり供給し、しかも食べ過ぎないことが大事です。そうすれば体の不調は改善します。

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