ストレスが原因で発症する耳の病気

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ストレスが原因で起きる耳への影響とは

ストレスが原因で発症すると考えられているものは、メニエール病と突発性難聴があります。
どちらも、似たような症状なので、自己判断が難しく、症状を放置して置くことは危険です。

メニエール病と突発性難聴の特徴や初期症状などの違いを理解するとともに、初期段階で治療を行えば、良くなる可能性も高くなります。

痛みや違和感を感じたら、我慢をせずに、早めに病院で治療を受ける方が良いでしょう。

メニエール病と突発性症候群の特徴

メニエール病になる原因は、まだ解明されていませんが、ストレスや疲労によって起こる病気だと
言われており、完治するのが難しい難病でもあります。
特徴としては、ぐるぐる回るような目眩が起きやすいようです。

突発性難聴も、やはりストレスが原因で治療が難しく、完治する確率も約30%程と言われています。
耳に違和感を感じた時点から48時間以内に治療を行えば完治する確率も高くなりますが、放置してしまうと治る見込みも減っていきます。

2つの病気の初期症状の違いとは

まず、メニエール病では、先ほど挙げた回転性の目眩のほか、耳鳴り、難聴、頭痛などがあります。

突発性難聴も回転性の目眩、耳鳴り、綿や空気が詰まっている感じがしたり、少し耳の中が痛んだりします。

2つの病気の初期症状は本当に似ているのですが、突発性難聴の大きな特徴は耳鳴りです。
片方の耳だけ、違和感を感じたり耳鳴りが気になるようでしたら、突発性難聴の可能性もあるかもしれません。

治療方法と治療期間はどれくらいなのか

メニエール病の場合、薬を使っての治療になりますが、実際のところ、メニエール病自体を治す薬は無いので、ストレスを緩和する目眩止めや精神安定剤、ビタミン剤が処方される事が多いようです。
治療期間は、大体3ヶ月~1年と根気よく続ける事が大切です。

また、メニエール病は親から子へ遺伝します。
突発性難聴の場合は、1ヶ月間は薬を服用します。
飲んでも治らない場合は、1~3ヶ月の間入院をして治療を続けるケースもあります。

ストレス解消が病気を改善させる鍵となる

どちらの病気も、一度かかってしまうと日常生活にもかなりの影響が出てしまう恐れがあります。

ストレスを感じる事が多い現代社会の中で、ストレスを溜めずに居ること自体、難しいのですが、たまには自分だけの時間や好きな事を見つけて、ストレスを解消することが大切です。

また、こういった病気の原因には、ストレスや疲労が溜まった体からのSOS信号かもしれませんので、十分に体を休ませてあげましょう。

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