AGAとは?
AGAとは男性型脱毛症のことであり、さまざまな脱毛のタイプがあるうちの一つになります。
男性の方に多くみられるものであり、ストレスや食生活や生活習慣などさまざまな原因によって脱毛症が起こりますが、男性ホルモンの分泌がより関係していると言われています。
AGAの治療薬の副作用や注意点
そんなAGAを治療するためには生活習慣の見直しなども必要になりますが、薬剤で治療していくことになります。
人によっては原因が複合的なものになりますので、どの薬剤を使用するかは個々によって変わってきますがAGA治療薬の副作用や注意点について説明します。
フィナステリド
まずはフィナステリドが配合された治療薬ですが、こちらは1日1mgと決まった用量を守り、過剰摂取を防げば大丈夫です。
基本的に男性型脱毛症に使われるものになりますから女性型脱毛症と呼ばれるFAGAに対して使用が認められておらず、以前にフィナステリドを服用してアレルギーや過敏症が発生した方は服用してはいけません。
フィナステリドは未成年、妊娠中の女性、授乳中の女性の方は服用してはいけないことになっています。
副作用としましては性欲低下や勃起機能不全、痒みも肝機能障害が考えられます。
ミノキシジル
一般的にAGA治療薬として使われることの多い成分がミノキシジルになります。
ミノキシジルはさまざまな薬剤に使用されていますが、内服薬と外用薬と使用される状況によって注意する点が変わってきます。
外用薬
まずは外用薬の方ですが、副作用として塗布した時に頭皮の痒みやアレルギーが引き起こされる可能性があります。
塗布した部分に作用するのですが、高濃度のものや過剰に塗布するなどしたら低血圧を起こしてしまうこともあり、女性が使用する場合は特に授乳期の方は控えた方が良いでしょう。
内服薬
次にミノキシジルを内服薬に使用した場合は、血管に作用しますので動悸、息切れ、頭痛、低血圧、肝機能障害、多毛症などが挙げられます。
他にも顔のむくみ、異常な眠気など細かいものもありまして、サプリメントで摂取する時も副作用に注意する必要があります。
基本的にミノキシジルは内服薬としては日本では認可されておらず、サプリメントとして摂取する形になりますが、何か大きな副作用が出た時はすぐに医師に相談してください。
その他
その他の治療薬として塩化カルプロニウム等がありまして、これは局所的な血管拡張作用がありますので患部の大量発汗などが考えられます。
もちろんその他にも薬の種類はありまして、患者一人一人に対して治療していくことになります。