HDLコレステロール値は高い方が良い?増やす方が良い?

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健康診断の血液検査で、注目されている指標の一つにHDLコレステロール値があります。
一般に、善玉コレステロールと呼ばれているものです。

ではこのHDLコレステロールは高いほうが良いのでしょうか?

HDLコレステロールとは

《high-density lipoprotein cholesterol》HDL(高比重リポたんぱく質)と複合したコレステロール。HDLは体内の末梢で酸化して害をなすコレステロールを取り除き、動脈硬化などを防ぐ働きがあるところから、この複合体を善玉コレステロールともいう。HDL-C。
出典:dictionary.goo.ne.jp

コレステロールはなくてはならない存在

そもそも、人間の体内には4種類の脂肪があります。
脂肪酸、中性脂肪、コレステロール、リン脂質です。
脂肪酸は体を動かすときに使えるエネルギー源、中性脂肪は蓄積しておいてエネルギーが足らなくなったときに使うためのエネルギー源、コレステロールとリン脂質は細胞膜の原料としての役目を果たしています。
人間の脳や神経細胞の6割はコレステロールなのです。
コレステロールは人間の生存にとって、なくてはならない存在なのです。

HDLコレステロールは健康を示すバロメーター

このコレステロールには善玉(HDLコレステロール)悪玉(LDLコレステロール)の2つがあります。
HDLコレステロールは善玉コレステロールであって、古くなったコレステロールを回収して肝臓まで持っていきます。
肝臓にやってきた古いコレステロールは、そこで新しいコレステロールへと生まれ変わるのです。
HDLは多くなり過ぎたLDLコレステロールを回収いたしますので、血中LDLコレステロール値を下げる効用を持っています。
また、血管に付いたコレステロールを除去しますので、動脈硬化の予防にもプラスとなります。
ですから、HDLコレステロールは健康を示すバロメーターでもあり、基本的には数字が高いほうが望ましいとされています。

LDLコレステロールとは

《low-density lipoprotein cholesterol》LDL(低比重リポたんぱく質)と複合したコレステロール。LDLは肝臓で作られたコレステロールを体内の末梢まで運ぶ働きがある。これが過剰になると動脈硬化などの原因となるところから、この複合体を悪玉コレステロールともいう。LDL-C。
出典:dictionary.goo.ne.jp

HDLコレステロールは高ければ高いほうが良いわけではない?

だからといって、高ければ高いほどいいと言えるのでしょうか?
実は、善玉コレステロールとはいえ、必ずしも高い数値を示すのが好ましいわけではありません。
善玉コレステロールが100㎎/dlを超えて異様に高い場合は、もしかしたら遺伝子異常の可能性が考えられます。
日本人には、とりわけこの遺伝子を持っている人が多いのです。
100人に1人くらいの確率で存在していると言われています。
とはいえ、実際には、日本国内での高HDL血症は1000人に1人ぐらいだと言われています。

善玉の中に悪玉が!?

また、稀な事例では、善玉の中に悪玉がひそかに隠れている場合もあります。
検査上、HDLはLDLよりも粒子が非常に微小で、見分けがつきやすいのが普通ですが、ときには、見かけ上小さくなったLDLが混在していることもあって、判別ができないこともあるのです。
すべてが善玉なのか、あるいは一部に悪玉が混ざっているのか、判断ができないこともあります。

食生活や適度な運動が大切!

一般論としては、HDLコレステロールの数値が高いことは健康維持の上では有利な条件となります。
適切な食生活適度な運動を習慣化することで、HDLコレステロールの値を増やすように努力するのが望ましいです。