野菜の捨てちゃう部分は使い方いろいろ「ベジブロス」に変身!

野菜の捨てちゃう部分は使い方いろいろ「ベジブロス」に変身!

ベジブロスで野菜の摂取を効率的に

一般的に、野菜は1日800グラム以上食べる必要がある、と言われます。

けれどもそれだけ大量の野菜を調理するとなると、野菜の皮やへたなど、切り捨ててしまう部分が多いのが現実です。しかも捨てる部分に限って、重かったり栄養素が詰まっていたりするのです。

これは実にもったいない。そこで注目したいのがベジブロスです。
ベジブロスは、やさいのくずを煮詰めてスープ、というイメージです。手軽に作れて様々な料理に活用できますよ。

ベジブロスはおいしくて栄養満点

野菜の栄養素としては、食物繊維と、カテキン、リコピン、イソフラボン、アントシアニン、カプサイシンなどの化学物質があります。

このカタカタの成分がフィトケミカルと呼ばれるものです。

フィトケミカルは、自分で動くことのできない植物が、紫外線や昆虫などの外敵から身を守るために備えた色、香り、苦味を持つ成分で、植物の皮などの分部に多く含まれています。

野菜の捨てる部分をじっくりと煮込んだベジブロスには、フィトケミカルがふんだんに含まれているのです。

ベジブロスを簡単に作ってみよう

ベジブロスの作り方はとても簡単です。

材料は両手に収まるぐらいの玉ねぎやリンゴの皮やナスやニンジンのへたなどの野菜の捨ててしまう部分(250グラムほど)、酒小さじ1杯、そして水です。

材料を鍋に入れて弱火で約30分から40分煮込みます。それをざるで濾すだけ。褐色のおいしそうなだしがとれます。

これが栄養満点の万能調味料ベジブロスです。

冷蔵庫で保存すれば3日程度もちます。いつでも作れる、いつでも保存できる常備調味料になります。

まずは味噌汁~ベジブロスを使ったレシピ

まず、簡単に作れるのがベジブロスの味噌汁です。普通の味噌汁のだしや水の代わりにベジブロスを煮立てて味噌を加えるだけ。

具材はキノコや豆腐、シジミなど何でもいいのですが、野菜たっぷりのベジブロス味噌汁なら、1日分の野菜摂取量も楽にクリアできるでしょう。

インスタント味噌汁も、湯の代わりにベジブロスを使えば栄養価がグンとアップします。
ワカメやとろろ昆布などの海藻類をプラスするのもおすすめです。

ベジブロスをさらにステップアップ

ベジブロスは味噌汁以外にも、カレーやピクルスなど、様々な料理に活用できます。オムレツなどの卵料理の出汁に使うのもいいでしょう。和食ならお好み焼きやうどんにも使えます。

また、フィトケミカルは、枝豆のさやにも多く含まれています。枝豆をつまみに酒を飲んだ翌日は、ベジブロスの味噌汁で健康になれるという、一石二鳥も可能になります。

切り落ちした唐辛子のへたなど、さまざまな野菜の切れ端の部分でベジブロスを楽しみましょう。