慢性膀胱炎の症状と原因

尿を溜めておく膀胱は、排尿する時に細菌を出し清潔さを保っています。
そこに何らかの雑菌が入ったり、何らかの炎症を起こすと膀胱炎となります。

膀胱炎の症状

排尿時にヒリヒリした熱を持った様な痛みがある時や、尿が白く濁り始めるのが膀胱炎の症状です。

また頻尿になるなど残尿感が強く出ることもあります。
これは膀胱が雑菌などにより、炎症していることで起こります。

慢性膀胱炎になる原因

慢性膀胱炎になる原因としては、排尿を我慢してしまうことの他に、冷えや寝不足、ストレスなどで体の細菌に対して弱くなってしまう免疫力の低下などが原因です。
弱くなってしまった体は、雑菌などが繁殖しやすくなります。

ただ膀胱炎は一度なると慢性化しやすく、急性的な症状が繰り返し起こることがあり、慢性膀胱炎と呼ばれています。
慢性膀胱炎にならない為には、今までの生活を見直し、原因を考えて予防することが大切です。

膀胱炎は放っておくと大変なことに

排尿に困難が生じることは大変危険です。放っておくと、膀胱炎が原因で尿が逆流して腎臓まで雑菌が行き、腎盂炎になることもあります。
腎盂炎は高熱が出て、腎臓の機能にもダメージを与えます。そうならない為にも膀胱炎になった場合は、医療機関で感染した細菌の検査をしましょう。

膀胱炎を早く治すには

医師の処方で症状に合った抗生物質を出してもらい、早急に治す必要があります。
たくさん水分を取って、排尿をした方が良いと言われるのは、排尿によって雑菌を出してもらいやすくする為です。
トイレを我慢したり、水分を余り取らないことで雑菌の排出が上手く出来なくなってしまうこともあります。雑菌を定期的に出す様に意識することも大切です。

女性が膀胱炎になりやすい理由

雑菌は女性の方が体の構造上入りやすくなっています。肛門や膣などから大腸菌や、ブドウ菌などが感染することもあり、女性に多い症状だと言われています。

カラダを温めることが大切

腎臓は体の解毒をして、排尿を促す大切な器官です。
体の冷えが起こることにより、この器官に支障が出ることがあります。
温めて冷やさないことで排尿しやすくなり、体の解毒にも作用します。体を温めると頻尿などの症状は緩和しやすくなります。

慢性膀胱炎になってしまったら気を付けること

普段の食事も温かい物を摂るように心掛けた方が良いでしょう。
慢性膀胱炎になる時は免疫力か下がっているので、まずは体力の回復に努めなくてはなりません。栄養のある食事を取り、熟睡出来る環境が必要です。
睡眠を充分に取り、体を無理させない様に健康管理は日頃からしっかりしましょう。また免疫力が下がっているので性交渉なども治るまでは控えた方が良いでしょう。

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